猛暑日の子供の過ごし方は?遊び方と注意すべきことまとめ

教育・育児

日本列島各地で連日35度以上の真夏日が続いており、子供に限らず熱中症を起こし搬送されるニュースが多数放送されています。

そんな中、世間は夏休みに入り、小学生や幼稚園のお子さんがいるご家庭では毎日どのように過ごしたら良いか頭を悩ませているのではないでしょうか。

特に小さなお子さんはこんな暑さでも外に出たがる子供が多いので大変です。

このサイトでは外遊びがしたいお子さんとの遊び方や、出かける時間・注意することについてまとめました。

猛暑日の子供の過ごし方はどうする?外遊びがしたい子供との遊び方

夏休み前までは学校や幼稚園で適切な環境下で過ごしていたこともあり、子供たちは毎日しっかりと遊べていましたが、いざ夏休みに入るとどう過ごしたら良いか、親にとってはなかなか頭の痛い問題です。

特に今年は早い時期から気温がぐっと上がり、すでに連日各地では35度以上の高温を記録しており地域によっては40度超えを観測した場所もあります。

それに伴い、救急車のサイレンの音を毎日耳にしたり、新聞やニュースでは熱中症患者の救急搬送など、熱中症に対して他人事ではない状況が続いています。

とは言え、子供ってどうしても外に出て遊びたいんですよね・・・。お父さんが居れば車でレジャー施設に行こうと思っても平日はお母さん一人で見なくてはいけないご家庭がほとんどだと思います。

そんな猛暑日、子供とどうやって過ごすと良いのでしょうか。

■自宅に庭があれば日影を作って水遊び・お風呂で水遊びも◎

一軒家のお宅なら夏になると恒例のプール遊び。

これならわざわざ灼熱の公園に出かけることなく、子供たちを楽しませることができますね。

しかし、注意したいのがプールに入っていれば熱中症にならないか、と言えばそんなことはありません。

プールに入っていることで汗をかかなくなり、逆に気付きにくくなるのでしっかりと観察することが大切です。

水遊びが好きなハズなのに妙におとなしかったり、疲れた顔をしていたらすぐに涼しい部屋の中に入れ休ませるようにしましょう。

またプールも日影を作ることが大切です。テントまではいかなくてもホームセンターなどで売っているサンシェードを上手に利用しましょう。

また自宅のお風呂で水遊びやシャボン玉遊びも小さな子供は喜びます。掃除が大変ですが、週に1度はそんな方法もありかもしれませんよ。

■児童館や子どもセンターにいく

屋内での遊び限定にはなりますが、他にも遊びに来ているお子さんがたくさんいるので子供も喜んで遊びます。

子供は何をして遊ぶ、というよりお友達と遊ぶことで楽しめて満足することが多いです。もちろん年齢にもよりますが、幼児でも他の子供とのふれあいは刺激になるのでおすすめです。

施設によっては食事スペースがあるところも嬉しいところ。お弁当を持参して朝から夕方まで過ごすことが出来るのでこちらも上手に活用しましょう!

大体の施設が平日~土曜日まで開いているので、お父さんが仕事の日はここ!と割り切って毎日来ても良いかもしれませんね。

■ショッピングセンター

有料の屋内遊園地のあるショッピングセンターは毎日は難しいですが、2週間に1回など頻度を決めて活用すると良いです。

ボールプールやアスレチック、滑り台など様々な遊具があるので屋内だけど公園感覚で遊べますよ。

また施設によっては無料のプレイコーナーのあるところもあるので有難いですね。

トイザらスなどのお店の中に設置しているプレイコーナーも上手に活用すると良いかもしれません。ただし他にも同じ目的のご家族がいますので譲り合いは大切です。

社会性を学べるという意味では良い刺激になるかもしれませんね。

ついでにお買い物もできるので、ショッピングセンターも遊べる場所のひとつにしておくとお母さんも少し楽かもしれません。

猛暑日の子供の過ごし方はどうする?外出する時間や注意すること

また猛暑日の外出時の注意として、帽子をかぶらせることや日影を選ぶなどの配慮は大切です。

移動に時間がかかる場合はこまめに休憩を取り、十分な水分補給を心がけましょう。

水分は1度にたくさん飲むのではなく、口に含む程度で良いので数回に分けてあげると効果的です。

そして幼児の場合は体温調整が難しく体に熱が籠ってしまう事がよくあります。

おとなしくしているからと言って油断せずに何度も様子を見てあげることが大切です。

この時期のベビーカーにも注意が必要です。大人よりもずっと地面に近いベビーカーに乗り続けていると大変危険です。

保冷剤等を活用することはもちろん、移動距離が長いときは抱っこ紐にしてみるのも良いです。

お母さんとくっついていると余計暑く感じるかもしれませんが、アスファルトの照り返しはそんなものではありません。

実際に靴底のうすいサンダルなどを履いて歩くだけでどれだけ熱いかわかると思いますが、コンクリートの地面はこの時期大変高温になっています。

抱っこの方がお子さんの異常にも気づきやすいので、外を歩くときはベビーカーは控えると良いかもしれません。

■帽子などで直射日光を浴びないようにする

■こまめな水分補給をする

■ベビーカーの使用は注意する

■出かける時間を調整する

■十分な睡眠時間を確保する

どれも当たり前のようで意外と出来ていないことがあります。生活していると時間に追われ余裕を持てないこともありますが、お子さんだけでなく親御さんもこの時期は気を付けないといけません。

出かける時間は朝だと8時代ですでに30度越えをしており日差しも強いので、早朝の早い時間もしくは夕方17時以降などに限定する方が良いでしょう。

遅い時間に?と思われるかもしれませんが、夕方でもまだ32度などが最近では当たり前です。夕飯を早くに済ませてから散歩に行くなど、普段の生活を入れ替えて調整するとそんなに苦にはなりませんよ。

また、高温というのは体力をしっかりと奪っていきます。夜更かしはせずにしっかりと睡眠時間を確保しましょう。エアコンのタイマー掛けは逆に睡眠の質を下げるということが分かっています。

電気代は気になりますが、あまり低温にせず夜間のエアコンはかけっぱなしの方が朝までぐっすりと寝る事ができます。

毎年気温がどんどんと上がっていき、一昔前とは夏の定義が違っています。たかが外出でも命の危険があるこの季節は的確な環境下で過ごすことを心がけましょう。

まとめ

小さなお子さんがいるとなかなかそれどころではない!というご家庭もあると思いますが、お子さんは意思表示が苦手なので体調の変化に気付いたときには遅かった、なんてことにもなりかねません。

同じく大人でもこの連日の猛暑日は体力をすり減らし疲労が蓄積していってしまいます。無理に炎天下の中で遊んだり出かけたりすることは避け、涼しい環境で遊べる場所を上手に見つけましょう。

『最近疲れが抜けない』なんて方はすでに熱中症予備軍なのかもしれません。そんな時は休むことが大切です。近年の夏は昔とは全く違いますので十分に気を付け楽しく夏を過ごせると良いですね。

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