大人気アニメ、名探偵コナンの安室透が登場する話を現在動画配信サイトのGYAO!が一挙公開しています。
安室透とは、黒の組織として、公安の警察官として、そして探偵として3つの顔を持つ謎の男です。
ここまでの話では、安室透が黒の組織の一員バーボンであるということが明らかになりました。
今回は738話の『小五郎はBARにいる』シリーズの前編をまとめました。
第738話『小五郎はBARにいる(前編)』依頼人はバーテンダー
小五郎はバーテンダーの福井柚嬉に依頼され、彼女の勤め先のBARを訪れる。
依頼を聞くためにカウンター席に腰を掛ける小五郎は、柚嬉が出してくれた飲み物が緑茶であることにショックを受ける。
そこへ蘭のお使いでコナンがやってきた。
蘭は依頼と偽ってただ酒を飲み入ったのだと思って、小五郎を連れ戻すように言ったのだ。
怪しむコナンに柚嬉は実際に依頼があることを説明した。
■依頼の内容は
柚嬉から相談されたのは、仕事中に起こる変な音の調査だった。
勤務中に突然シャンパンを開けた時のような『ポン』という音がするのだと言う。
しかし、音がした時には客にシャンパンを提供していなかった。
また確認したが客自らの持ち込みでもなかったのだ。
毎回音がした直後に何かが落ちる音がするため、閉店後に探してみるがコルク栓は1度も見つからなかった。
だが、その音がする時は決まって妙な匂いがするのだと言う。それは何となく柚の香りのようだった。
音は全て同じ日ではなく、何日かに分けて2~3回して、音がする時には必ず同じ客が来ているのだ。
それが今ちょうど小五郎の後ろの席に来ている会社員グループだった。
■4人組の正体
・小暮紋平 会社員
・薄田周史 会社員(部長)
・初村健策 会社員
・岸浦実夏 会社員
彼らは時折カメラで撮影をしており、何度目かの撮影でフィルムが切れたことを伝えた小暮に対し、部長の薄田が予備はいくらでもあると言った。
その薄田に初村が今どきデジタルなのではと発案するが、デジタルは嫌いだと言い、昔自分の課にいた社員をこき下ろす。
その社員が首つり自殺をしたのだという会話にコナンは振り返り様子を見た。
話の様子からするに、どうやら薄田という男の誕生日パーティの集まりのようだった。
■事件が起こる
すっかり良い気分になっていた小五郎を迎えに再びコナンが現れる。
小五郎は謎はほとんど解けたと言うが、それは大きく見当はずれのものだった。
小五郎は親父ギャグを言い1人大笑い。コナンと柚嬉はただ呆れるしかなかった。
一方で後ろの席の4人組はまだ店にいた。部長の薄田はすっかり酔いつぶれて寝てしまっている様子。
3人はそれぞれ、誕生日に用意した高額なプレゼントを見てため息をつくのだった。
3人は最後に何か飲もうとなり、最初に注文したシャンパンをまた頼むことにした。
なかなか開かないシャンパンのコルク栓が抜けた瞬間、シャンパンは勢いよくあふれ出した。
それを傾けてしまったため、薄田のプレゼントのポスターが濡れてしまう事に。
慌てて拭くが、気が付くと薄田もシャンパンで濡れてしまっていた。
だがこの状況でも起きない薄田を心配して3人は呼びかけるが、反応がない。
そしてゆすって起こそうとしたはずみで倒れる薄田。
異変に気付き駆け付ける小五郎とコナン。薄田の脈を測るとすでに死んでいたのだった。
第738話『小五郎はBARにいる(前編)』事件が起きる
警察が到着して鑑識が遺体を調べる。司法解剖前なので詳細は分からないが、おそらく毒殺なのではないかと言う。
首にある小さな刺し傷がその証拠だった。
目暮警部は、そんなことがあったら被害者は暴れたりするのでは・・・と考えを巡らせたところ、小五郎が被害者は泥酔していたから気付くことがなかったのだと説明した。
コナンはその前の4人の気になる会話について検証してみた。
①4人の会話
3人が部長の誕生日に高価なプレゼントを買わされて頭に来てると言っていたこと。
そして部長が同じ課だった男性をバカにしていたこと、そして男性は自殺し亡くなっていること。
またその男性が岸浦の恋人だったこと。しかしその男性と関係があったのは他の2人も同じだった。
②4人の行動
3人は部長と一緒にBARのゲームを楽しんでいたそう。
だが、ダーツをやろうとしたときこのBARはソフトダーツ専門なのに、部長は贈り物の金属製のハードダーツを使おうとした。
それが原因で他の客ともめた瞬間があったと柚嬉は言った。
結局その場を3人が納めて席につかせたら部長は寝てしまい、その後3人でビリヤードを楽しんだのだと言う。
ビリヤードは2人プレイで交代制でやっていた。そのため、待ちの1人は部長と一緒に席にいたことになる。
ここでボディチェックと所持品チェックをした。
③3人のプレゼントを確認
ビリヤードのキューは16万のところ10万に値下げしていたから購入しただけで本当はプレゼントをする予定はなかったという。
ハードダーツは部長にいわれてハードダーツを買ってきた。小五郎はダーツを投げるふりをした部長におびえていたことを指摘する。
アイドルのポスターは以前からほしいと部長に言われて買うしかなかったものだった。
コナンはシャンパンで濡れたポスターのにおいに気付く。その香りは柚だった。
次に目暮警部が確認したのは水割りだった。氷を割るアイスピックは凶器の形に似ているのだ。
その為テーブルに水割りセットがあったため、誰が水割りを作っていたのかを確認すると、主に作っていたのは岸浦であることが判明した。
3人はそれぞれボディチェックを受け、捜査は続くのであった。
まとめ
今回は小五郎目線で語られることが多いストーリーになっていて、話の端々で「おい!」って突っ込みたくなるシーンもチラホラあり笑ありの内容になっています。
前編では、事件にかかわる3人の人間と被害者との人間関係。また使用された凶器について検証され終わりました。
後編はコナンお得意の麻酔銃で小五郎を眠らせての推理になるのでしょうか。
また今作も安室透セレクションの一つですが、まだ彼は登場していません。どのように話に絡んでくるのかこの後の展開がとても楽しみですね!
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