名探偵コナン安室透セレクション:第739話小五郎はBAR(後編)まとめ

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名探偵コナン安室透セレクションと題して、現在動画配信サイトのGYAO!では安室透が関係する話を一挙公開中です。

今年の映画では安室透がメインのストーリーとなっており、またお台場のイベントやコナンカフェでも同じく安室透が話題になっています。

今回紹介するのはテレビアニメでは第739話として放送された『小五郎はBARにいる』の後編です。

前編では小五郎が依頼されたBARで依頼主と話していると、後ろの席にいたグループの一人が亡くなっていたという所まで公開されました。

後編ではその後の捜査や推理を主に事件解決へと話が進んで行きます。まだ安室透が登場していないので今後の展開が気になりますね!

『小五郎はBARにいる(後編)』容疑者は毒物を持っていない!?

事件の容疑者は殺害された薄田部長と一緒に店に来ていた3人の社員。

1.誕生日プレゼントに10万のビリヤードのキューを買わされた、初村。

2.同じく誕生日プレゼントにハードダーツの矢を買わされた、小暮。

3.誕生日プレゼントにアイドルのサイン入りポスターを買わされた岸浦。

3人にはそれぞれ、無理やり誕生日プレゼントに高額な物を買わされたという事と、数年前に亡くなった同僚の死が共通しているのだ。

その同僚とは、初村は先輩後輩の仲で、小暮とは同期。そして岸浦とは恋仲だった。

3人それぞれに話しを聞き、ボディチェックを開始するが・・・

■疑わしき物に毒物反応がない

鑑識が調べたダーツの矢とアイスピックには毒物が塗られた痕跡が見つからなかった。

それどころか刺したときに付着するであろう被害者の血液さえ検出されなかったのだ。

ここで高木刑事が突然、以前起こったお花見でのスリの事件でジョディに伝えた方が良いことがある・・・ような話をした。

コナンはそれを聞き出そうとするが、目暮警部が捜査の再開を促したため聞けずに終わったのだ。

コナンは事件の全容を思い出してみる。コナンが気になっているのは最後に現れた妊婦のことだった。

考えながら天井を仰ぐと、ぶら下がっているものがある。柚嬉に確認するとそれはモールの切れ端だという。

先週貸し切りパーティがあったときに使用した物で、モールを画鋲で固定していたのだ。外すときにちぎれてしまいそのままになっているのだと言う。

そして柚嬉は小五郎の足の裏にガムが付着していると言った。

最初に遺体のそばにかがんだ時にはついていなかったのに、どこで着いたのだろう?と

コナンは立ち上がろうとする小五郎に証拠品を踏んでいるから動かないように言いに行く。

ガムだと思って外すと、ついていたものは粘土だった。そして粘土には突起状の盛り上がりと『EPDH』と逆向きに文字が刻まれていた。

■粘土に刻まれた文字

コナンは文字を解読する。

まず、逆向きになっていることから『EPDH』は『HDPE』であること。

それは『High Density Polyethylene』つまり高密度ポリエチレンである。

すなわちそれは合成樹脂で、また突起しているのはもともと付着していたものに穴があることになる。

コナンはそれがあるものの底に付けられていたものだと推理するが、その理由が分からない。

そうしていると柚嬉が、事件がなければもうとっくに帰宅してお風呂に入っていたとぼやく声が聞こえた。

それを聞いたコナンは、凶器が消えたのではなく、犯人があるものを使ってリフトオフさせたのだと気づいた。

そうすることで犯人は凶器を大人の目から映らないところに移動させたのだ。

『小五郎はBARにいる(後編)』消えた凶器の行方

コナンは謎が解けたと言い、また暴走する小五郎をいつも通り麻酔銃で寝かせると、その場で種明かしをする。

が、今回は小五郎目線で話が進んでいるので、そこを飛ばして小五郎が目を覚ますとすでに犯人は逮捕されて現場にいた人間は皆帰ってしまっているのである。

バーテンダーの柚嬉に起こされ、目を覚ますと何があったのか状況が理解できずにいる小五郎。

そして、柚嬉は小五郎の推理とコナンにやらせた実験が分かりやすかったと喜々として語る。

その実験とはフィルムケースに水を1/3くらい入れ、砕いた発泡タイプの入浴剤を入れ、蓋をして逆さに置く。

そうすると2分半から3分後にフィルムケースの蓋が空き、逆さにしたケース本体が飛んでいくのだ。

■眠りの小五郎の推理ショー

この仕掛けで使われた入浴剤が柚の香りのものだったのだ。

バーテンダーの柚嬉が2.3回聞いたポンッ!という音は、犯人がここで何度かシュミレーションしていたものだったのだ。

犯人はこれに凶器であるハードダーツの矢の先端を外して乗せて犯行に及んだのだ。

そしてこの日、被害者にハードダーツをプレゼントに持ってきたのは小暮紋平だ。

小暮は3人でビリヤードをしていた時にわざと負けてゲームを抜け、席に戻り薄田に上着をかけながら、首に毒を塗ったダーツの針を刺したのだ。

その後、あらかじめ用意していた別の針をダーツに戻し、毒が付いた方の針はフィルムケースに粘土で固定し隠しておく。

後は2人の目を盗んでポスターに先ほどの仕掛けをセットしたフィルムケースを隠すだけ。

そしてわざとポスターにシャンパンをかける事で、発射後にテーブルにこぼれた入浴剤も拭き取れる。

だからポスターの濡れたヶ所から入浴剤の柚の香りがしたのだった。

そして見上げると天井には凶器のダーツの針が刺さっていたのだった。

■ジョディにあてた罠

小暮は薄田部長から度重なるパワハラを受けて亡くなった同僚の敵討ちだった。

3人にはそれぞれ自殺した同僚との関係があったが、小暮は特に仲が良かったようだ。

事件解決後、コナンは高木刑事にジョディに言った方が良い事について確認すると急いで店を出ていったのだ。

高木はスリの事件の時の被害者がおかしいこと気が付き、心配しているのだ。

それは弁崎という、銀行強盗事件でもジョディに近づいてきた男だ。

あの銀行強盗事件の時、強盗犯は連れがいない人に、人質を抵抗できなくするためにガムテープで巻く役をやらせたという。

それなのに、ジョディにガムテープを巻いたのは弁崎の妻と名乗る女性なのだ。

それが気になり、高木は何度も弁崎に連絡を取り、自宅にも言ったが『自分はスリの事件にかかわった覚えはない』と言われたのだ。

しかも弁崎は独身で妻はいない。当然妊婦など知らないと言うのだ。

コナンはそれを聞き、慌てて店を出ていく。おそらく二人の正体がベルモットとバーボンだと知って。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

この話を実際に動画で見ると、思い出すのが銀魂のハードボイルド同心の小銭形平次です。

事件を語る時にスポットライトを浴びて酔いしれて話す姿がもうそっくりで、ついつい笑ってしまいました。

ああいうシュールな絵面がなんか好きなんですよね。

そして、気になるバーボンについては、前回のスリの事件での真相に彼が絡んでいたことが分かったということでした。

バーボンの目的は赤井秀一ただ一人なのでしょうが、そこにベルモットが加勢しているとなるとやはりハラハラしてしまいます。

名探偵コナン安室透セレクションは期間限定で現在配信していますので、ぜひチェックしてみましょう!

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