頭皮に出来る湿疹の原因は?正しいケア方法と毎日のシャンプーを見直す

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頭にかゆみを感じて手で触れてみたら湿疹が出来ていることがあったりしませんか。

近年では8人に1人が頭皮トラブルを抱えているそうです。

その原因は生活習慣やストレス等様々ですが、毎日使用しているシャンプーが原因である事も。

このサイトでは、頭皮にできる湿疹の原因や正しい対処法をお伝えするとともに、日ごろのシャンプーについて書いていきます。

シャンプーなんて流すからみんな同じと思われている方も多いと思いますが、流し残しがあったりするとカビが発生する原因にもなります。

またご自身の頭皮にあったシャンプーを使用することで清潔で健康な頭皮を維持することができます。

このサイトを参考に気になる頭皮トラブルを改善していきましょう。

  

頭皮の湿疹の原因は大きく分けて4つに分けられる

頭がかゆい!と思って手で触れた時に湿疹が出来ている事がありますよね。

この湿疹は様々な原因で発生しています。まずは何が原因で湿疹が出来るのかを調べてみましょう。

■接触性皮膚炎

シャンプーや整髪料等が頭皮に直接触れた際にその反応として起こる皮膚炎です。

アレルギー反応によるものや、皮膚に対する刺激によるものがあります。

軽い症状であれば原因になる物の使用を控えるようにし、頭皮の炎症が治まるのを待つことで緩和されやすいです。

■脂漏性皮膚炎

皮脂の分泌が多い事や、過剰な皮脂によってマラセチア菌というカビが繁殖することから起こると考えられています。

酷くなると湿疹や強いかゆみを引き起こします。

男性ホルモンが多い方やストレス、またビタミンBの不足によっても起こる場合があります。

■皮脂欠乏性皮膚炎

湿度が下がる冬場や洗浄力が強すぎるシャンプーが原因で頭皮が乾燥し、バリア機能が低下することで起こる皮膚炎です。

乾燥したフケが目立ち、頭皮はひび割れたりして刺激を受けやすい状態です。

乾燥が進むと少しの摩擦でもかゆみが出て、患部をかいてしまうと表面が傷つきさらに炎症が悪化してしまいます。

■アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎の発疹は頭皮に出る場合もあります。

アトピー性皮膚炎はアレルギー体質の人がなりやすい皮膚炎です。バリア機能が働きにくいので外部からの刺激にも弱く、刺激の強いシャンプー、紫外線や雑菌などでもかゆみが起こります。

激しいかゆみに我慢できずかきむしってしまうと、傷が出来てしまい出血やリンパ液が出ることでかさぶたになったりもします。

かゆみは、頭皮が刺激を受けそれを制御しようとする免疫反応です。その反応により赤みや湿疹ができてしまいます。

免疫反応はどの人にも備わっている大切なものですが、皮膚が過敏な状態になっていると普段は大丈夫でもちょっとした刺激や異物にも反応してしまい、人によっては自身の汗でも刺激になってしまう場合もあります。

かゆみや湿疹の正しい対処法について

かゆみや湿疹を治すには、頭皮を正常な状態に戻してあげる必要があります。

とは言え、かゆみを我慢するというのは難しく無意識にかきむしってしまったりすることで、さらに湿疹はでき、頭皮は傷つきます。

それを繰り返すことでますます敏感で刺激に弱い肌になっていく負のサイクルが出来てしまうのです。

悪化するのを避けるためにも皮膚炎が発症した場合は速やかに皮膚科にかかるようにしましょう。

頭皮の炎症は他の箇所の皮膚炎と比べると治りにくい傾向にありますが、正しい治療を行うことで健やかな頭皮を取り戻しましょう。

また、普段の生活を見直すことも大切です。

毎日使うシャンプーは洗浄力が強すぎるものは避け、洗髪後はしっかりと髪を乾かすことが重要です。

しっかり乾かすことで雑菌の繁殖も抑えることができますので、適当にタオルドライだけなんてことのないようにしましょう。

また食事の内容も脂質の多い物や塩分の多量摂取などもバランスを崩す原因になりますので日々の食事も見直してみましょう。

睡眠も大切で。きちんとした睡眠をとることで肌のターンオーバーを助け、またストレスの緩和につながります。

そしてもともと皮膚が弱い人は紫外線対策などもしっかりと行うようにし、整髪料の使用は控えるなど、身近なことから頭皮トラブルの改善を意識しましょう。

毎日使用するシャンプーを見直し正しい洗髪を行う

頭皮の湿疹やかゆみを含む皮膚炎は症状によっては、普段使用しているシャンプーを見直すことで改善する可能性もあります。

皮膚炎の原因にもよりますが、洗浄力の強すぎるシャンプーは繰り返し使用していると皮膚を守ろうとする免疫反応が皮脂分泌を促します。

その状態を繰り返すことで脂漏性皮膚炎につながることになるのです。

洗浄力が強いシャンプーというのは、合成界面活性剤のラウリル硫酸などが用いられたものです。

界面活性剤でもアミノ酸系の成分を使用しているシャンプーは刺激が少なく皮膚が弱い人にはおすすめです。

また、毎日の洗髪は正しく行うようにしましょう。

せっかく地肌に優しいシャンプーを使用していても使い方が間違っていては意味がありません。

間違ったシャンプーの方法として代表的なのが、必要以上に擦り洗いをすることとすすぎ残しをしてしまう事です。

こちらにポイントをまとめましたので、参考にしてみましょう。

1.髪を濡らす前に全体のブラッシングをする。髪の汚れを浮かせて落としやすくします。

2.ぬるま湯で2分くらいかけて予洗いをします。この時点で汚れはほとんど落ちます。

3.シャンプーはそのまま髪に乗せるのではなく、手のひらの上でしっかりと泡立ててから頭皮に乗せます。

4.爪を立てず、指の腹で頭皮をマッサージするように丁寧に洗います。

5.3分以上かけてしっかりと髪をすすぎます。流し残しのないようにしましょう。後頭部や生え際などもしっかりとすすぎます。

普段やっているように感じるかもしれませんが、実際これを意識してみると思った以上に時間がかかります。

頭皮を健やかに保つためにも毎日の先発時にしっかりと取り入れていくようにしましょう。

まとめ

いかがでしょうか。

シャンプーが原因で湿疹やかゆみが出るとはじめて知った人もいるのではないでしょうか。

またもともと自分の皮膚が弱いと自覚がある人は、頭皮も例外なく弱いものです。

普段の生活のなかで刺激のあるものを避け、皮膚を守るようにすることが大切です。

これから汗をかくことが多い季節になります。汗が刺激になり湿疹が悪化することもありますので今のうちにしっかりと治しておきたいですね。

また普段忙しくて病院に行く時間がないという方は市販薬もいくつか販売されています。

ただし逆に刺激になるものもありますので、使用してみて合わないと感じたら使用を中止し、病院にかかるようにしましょう。

そして普段の食生活や睡眠を見直すことも大切です。かゆみを我慢するのは困難ですのでしっかりと治して健康な頭皮を維持するようにしましょう。

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