連日の酷暑で夜間もあまり温度が下がらず毎日熱帯夜が続いています。
同じ熱帯夜でも数年前とは違い、今年は気温がかなり高い状態が維持されており体が休まる気がしません。
しかし高温で体力が奪われるからこそ睡眠は大切で出来る限り十分な睡眠を毎日とる必要があります。
そこでこのサイトでは、熱帯夜でも快適な睡眠がとれる方法をまとめてみました。
熱帯夜で良く寝れない?真夏は特に睡眠が大切な理由
暑い夏は冬に比べると男女ともに最大約30分も睡眠時間が減少しているというデータがあります。
高い温度はもちろんの事、夏は湿度も高いことが原因とされています。
このような環境が、睡眠時間の減少以外にも、寝つきが悪くなったり、寝苦しくて何度も起きてしまうようなことが多々起こります。
しっかりとした睡眠がとれないことで、身体の疲労は蓄積され、日中の作業効率の低下や体調を崩す原因にもつながっていきます。
夏は特に気温の上昇が激しく直射日光は実際に体力を奪い、また室内では効きすぎたエアコンで内臓が冷やされ風邪をひきやすくなるなどの不調を起こすことも。
このような時ほど規則正しい生活は大切で、その中でもとりわけ睡眠は欠かすことが出来ません。
近年の高温による熱中症もこのような状態が長く続くことが原因の一つとして考えられています。
一昔前の夏と違い、ここ数年の高温は人の健康を害するだけでなく命の危険にまで及びかねない状況です。
たかが睡眠と軽く思わず、暑い夏を健康に過ごすためにも、今一度自身の睡眠を振り返ってみましょう。
睡眠の効果と熱帯夜でも質の良い睡眠をとる方法
では、どのようにすればしっかりとした睡眠がとれ、十分な休息を得ることが出来るのでしょうか。
まずは普段の生活を見直してみましょう。
■お風呂は湯舟に浸かろう
気温が高くなると人は湯舟に浸からずにシャワーで入浴を済ませることがありますが、これはNGです。
温かいお湯にしっかりと浸かることで筋肉の疲労や緊張はほぐれ、入眠しやすくなります。
また、寝るときに人は体温が下がるものですが、就寝前に入浴をすることで体温コントロールもしやすくなります。
毎日ではなくてもお風呂に浸かる習慣を付けておきましょう。
■アルコール
寝酒とは本来睡眠の質を下げてしまうものであり、良いものではありません。
アルコールを摂取するとどうしても夜中にトイレに起きてしまったり、かえって体温が上がってしまったりと眠りの質を低下させる原因になります。
寝酒が日課になっている人は、出来るだけ控えたり寝る直前まで飲まないようにしましょう。
■上手にエアコンを使おう
エアコンをタイマーにして寝る人が多いですが、夏の就寝時間はつけっぱなしの方が推奨されているんです。
それもそのはず。家中にこもった熱はエアコンが切れると室内に広がります。
せっかく下がった室温が寝ている間に上昇し、寝苦しくて起きてしまう事になるのです。
ただし温度を下げすぎるのはNGです。寝るときの設定温度は28度前後が理想です。
それでは暑いと思う人もいると思いますが、エアコンの使い方を見直してみましょう。
まず、寝る1時間前に24度~25度に設定して部屋の温度をしっかりと下げておきます。クローゼットや押し入れも開けておくと良いです。
そして、人は寝ると体温が下がることから就寝中は28度以下にすると体が冷えすぎて翌朝に疲れが残ったり体調不良を感じる事につながります。
だからと言って、逆にタイマーを設定して夜中に切れるようにすると途中で温度が上がっきて目が覚めてしまいます。
その為、寝る前に温度をしっかり下げておき、布団に入る時には28度に設定をすると言うのが正しい方法です。
また最近のエアコンは部屋の温度変化がなければほとんど電力を消費しません。
逆に一度温度が上がってから再稼働すると、また部屋を冷やすために消費電力が多くなるため電気代がかさむことに。
寝るときのエアコンはつけたままにする方が電気代も身体への負担も少なくて済むのです。
■湿度の設定と風
最近のエアコンには湿度の調整機能がついている物があります。
同じ温度でも、湿度が80%と40%とでは体感温度は全く違います。
自宅のエアコンに機能がある場合はしっかり活用しましょう。
そしてもう一つが扇風機の併用です。
エアコンの冷風を直接浴びることは手足やお腹を冷やすことにもなるためあまり良いものではありません。
また部屋の壁を冷やすことも温度を低く保つコツなので、扇風機は壁に向かって回すようにすると良いです。
まとめ
いかがでしょうか。
今年の夏は早くから気温が上昇しすでに各地で歴代最高温度などを記録している地域もあります。
人の体温以上の地域がすでに何ヶ所もあり、それが数週間続く予報が発表されていることから健康管理には十分に気を付けないといけません。
しっかりと質の良い睡眠をとり、身体が休息できるように意識するために、今一度普段の生活を振り返ってみましょう。
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