ネタバレ!進撃の巨人Season3第39話「痛み」あらすじまとめ

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進撃の巨人Season3の放送が始まりました。前回の第38話はエレンとヒストリアを乗せた馬車が襲撃され、それを追おうとしたリヴァイの前に切り裂きケニーが現れ仲間を次々と失ってしまう所までが放送されました。

今回の第39話では過去に因縁のあるリヴァイとケニーが本気の殺し合いをする等、これまでの人類VS巨人の戦いから一転し人間同士の戦いが始まることを物語る幕開けとなる回です。

このサイトでは進撃の巨人Season3『第39話 痛み』についてまとめてみました。

『進撃の巨人Season3 第39話痛み』アッカーマン一族の戦い

■リヴァイVSケニー

リヴァイとケニーの立体機動装置を使った戦いが始まった。

二人は並外れた高い戦闘能力を持つ『アッカーマン一族』だ。

その戦いは他の人間とは比べものにならない凄まじいものだった。

一方追っ手から逃げる馬車の荷台に乗るエレンとヒストリアは麻酔銃で眠らされてしまう。

馬車の操縦者がやられ、馬車ごと二人はさらわれてしまうのだ。

リヴァイは一人応戦するが多勢に無勢。その上ケニーが邪魔をし思うようにエレン達を乗せた馬車に近づくことが出来ない。

『このままじゃ部下もエレンもヒストリアも失う』負傷したリヴァイは追い詰めらえていた。

酒場に逃げ込んだリヴァイはケニーが趣味の為に仲間を撃ち殺したことを聞き、人を殺めずに戦うという想いを切り捨てた。

人間対人間の戦いの幕が明けたのだった。

■リヴァイの伝言

ミカサらはリヴァイの後を追うべく町中を行動。途中銃声が鳴り響いていることに気が付いたサシャは仲間にそれを伝える。

そして状況を察したミカサはリヴァイからの伝言を皆に伝えるのだ。

『兵士長からの伝言はこう。これからは巨人だけじゃなく人と戦うことになる』

ミカサはそう言うと屋根を一気に駆け下り現場へ向かう。

コニーらも後を追いついていくとエレンらを乗せた馬車が走り去るのを目撃した。

その直後をたった一人で追いかけるリヴァイとともに。

■人VS人

リヴァイを追う憲兵団の兵士。それを躊躇なく迎え撃つリヴァイ。

ジャンらはそれを見て、混乱しつつも『人VS人』の戦いが始まったのだと悟った。

ミカサらの合流に気が付いたリヴァイは馬車を追うと命令する。

リヴァイは途中、すでに仲間が3人やられたことを伝え、相手が人間だろうが躊躇せずに戦うように指示した。

アルミンとジャンは指示通り馬車に乗り移り、手綱を奪ったアルミン。

ジャンは憲兵の操縦者に剣を向けるがその手は困惑のあまり震えている。そして逆に拳銃を向けられるのだった。

□アッカーマン一族

~アッカーマン一族の歴史~

アッカーマン一族はもともとは王に使える武家です。

しかし、145代フリッツ王が壁の中に逃げ込んだ際に『壁外の人類は滅亡した』と自分らに都合よく人々の記憶を操作する事件が起こりました。

ですが、この記憶の操作は東洋の一族とアッカーマン一族には影響がなく、歴史の改ざんに反発しました。

そのことから王家はアッカーマン一族を恐れ、迫害を決行。アッカーマン一族は次々とその数を減らしましたが、ケニーがレイス家に下ることで王家はアッカーマン一族への迫害を止めたのでした。

~並外れた戦闘力~

そして、アッカーマン一族の一番の特徴とも言えるのが桁外れの戦闘力です。

ミカサ・リヴァイ、そしてケニー。これまでの作品に登場する生存が明らかなアッカーマン一族の戦士たちはこの3人です。

それぞれが普通の人間を遥かに凌ぐ力を持っています。

その理由が『筋肉を制御するリミッター』の解除を自分の意思で出来ると言うものです。

それがあるが故に、アッカーマン一族はただの人間が持ちえない力を秘めているのです。

『進撃の巨人Season3 第39話痛み』アルミンの罪

王都では上の空のフリッツ王の前で調査兵団の動きやエルヴィン団長の証言について語られていた。

拷問して殺したニック司祭からは何も聞き出せなかったこと、そしてエルヴィンからも何の情報も得られなかったことに焦りを抱いているのだ。

彼らには決して知られてはいけない情報があるのだ。それを調査兵団らがどこまで知っていて、そして知ろうとしているのかをつかむ必要があった。

そこへレイス卿からの密書が届く。そこには『エレン・ヒストリアを抑えたこと・エルヴィンや調査兵団に手を打った』そして王都が動く必要が無いということが書かれていた。

■幽閉されたエルヴィン

エルヴィンはかつての旧友で現在は憲兵団の師団長を務めるナイルと話す。

二人はかつて一緒に調査兵団を目指した仲だった。

エルヴィンはナイルに問う。

『この小さな世界は変わろうとしている。希望か絶望か。中央は人類の未来を託すに足る存在か否か。選ぶのは誰だ?誰が選ぶ?お前は誰を信じる?』

ナイルはエルヴィンが何をするつもりなのかと逆に質問した。

『毎度お馴染みの博打だ』と答えたエルヴィンだった。

■人を殺めるということ

馬車の上ではジャンを救うためアルミンは憲兵団を撃ち殺めた。

しかしすぐに馬車には追っ手がかかる。アルミンとジャンを救うためリヴァイは二人を馬車から降ろした。

ミカサは連れ去られるエレンらを必死に追いかけようとしたが、リヴァイに制止され一時撤退を命令された。

その後アルミンは気持ちを抑えられずに嗚咽を漏らしながら吐く。

それをなだめようとするミカサだが、アルミンは『ミカサもこうなったの?』と聞く。

すぐに自分の言ったことを謝罪したアルミン。ミカサはただ『いいよ』と答えた。

リヴァイらはいったん身を隠した。

アルミンはジャンを助けるために憲兵を撃った。でも状況的に間に合わないと思ったのにも関わらず倒すことが出来たのだ。

なぜ間に合ったのか、アルミンは気にしていた。ジャンはその時撃たれた憲兵の顔を見ていた。憲兵は銃をジャンに向けたが殺すことを躊躇っていたのだった。

ジャンは自分がやらなきゃいけなかったとアルミンに謝る。

だがアルミンは殺した相手が優しい人で、自分よりもずっと人間らしい人だったのだとつぶやく。

アルミンはすぐに引き金を引けたと言い、そんな自分に困惑しているのだった。

リヴァイはアルミンに、お前の手は汚れてしまった。新しい自分を受け入れろ。だが、あの時そうしていなかったら今ここにジャンはいなかったと言った。

躊躇わずに引き金を引けたのは仲間のためだった。そしてそのおかげで一人仲間を失わずに済んだのだと。

最後に『ありがとう』と。

それから、捉えたディモ・リーブスから話を聞き出そうとするリヴァイたち。

だがリーブスは作戦を失敗したことで会社は倒産し、自分や家族や部下らは殺害されるだろうとやけになっている。

リヴァイはリーブス商会がなくなったらトロスト区には生活困難になる人間が多く現れるだろうと言う。助ける代わりに自分らにつけと言うのだ。

上手くいく保証はしないがその為に行動することは信用してくれと言った。

■エルヴィンのもとにたどり着いたハンジとモブリット

エルヴィンに現況を伝えに来たハンジ。彼女のもとにはすでにリヴァイからの情報が入っている。

エレンとヒストリアがさらわれたこと、そして自身も部下を亡くしたことを伝えて最悪の状況を嘆く。

そして、エレンから託されたユミルとベルトルトの会話から聞き出したヒントが書かれた手紙に取り乱すのだ。

パニックになるハンジをなだめるモブリット。エルヴィンは水を渡すとハンジはそれをもぎ取って勢いよく飲んで言った。

『早く救出しないとエレンは喰われる』

■サネスの拷問と自白。そしてアルミンの決意

一方リーブスはリヴァイの作戦通り憲兵団のジェル・サネスをつれて移動する。

サネスらはリヴァイを捕えるためのリーブスの作戦だと思って、逆に罠にはまりリヴァイらに捕らえられた。

この状況に恐怖する息子のフレーゲルにリーブスは商人とは何たるかを語って聞かせた。

そこへ駆けつけたハンジ。ニック司祭が受けた拷問をやり返すつもりだ。

イスに縛られたサネス。ハンジは手に工具を持ち構え『よろしく頼むよ!』と声を荒げる。

目的を知らされていないサネスは『何も聞かずに拷問する奴があるか!』と慌ててハンジをとめる。

リヴァイがサネスに聞いたのは、エレンとヒストリアの居場所とヒストリアを狙う理由、そしてレイス家の事だった。

一瞬黙ったサネスに『遅い!急ぐんだよこっちは!』と言い、即座に爪を剥ぐハンジ。

上の部屋ではミカサらが待機している。聞こえてくる悲鳴がリヴァイが殴りつけていた時よりも大きいとアルミンはつぶやいた。

エレンとヒストリアを助けるためとは言え、ジャンらには気が滅入ることが続いている。

しかしアルミンは『僕たちは犯罪者だよ』と言うのだった。

今相手にしている敵は自分らを食べようとするから戦うんじゃなく、考えが違うと言うだけで殺しあっているのだと。

地下では爪を剥がれても何も言わないサネスをいったん置いておき、リヴァイらもう一人の憲兵に拷問をかけたかのように芝居をうった。

憲兵は押さえつけられメモを読まされている。それをサネスに聞かせているのだ。わざと後ろ姿を見せ仲間が自白しているように見せかけて。

これは、サネスの王への忠義が本人への拷問だけでは覆せなかった時のために用意されていた作戦だった。

サネスは全てを諦めたかのように目を閉じたのだった。

再びサネスを捕えている部屋にリヴァイとハンジが現れた。

拷問の再開を宣言したハンジの言葉の後にサネスは『レイス家が本当の王家』だと証言したのだ。

■本当の王家

外で待機させられていたリーブス親子。息子のフレーゲルがトイレでその場を外している間にリーブスはケニーによって殺害された。

リヴァイの場所を聞き出さなくて良かったのかと部下に問われたケニーは、リヴァイなら自分から出てくると言った。

『俺が育てたからな。リヴァイ・アッカーマンはそういうやつだ』と言い去っていった。

その様子を壁の陰から見ていたフレーゲルは恐怖で動けずにいた。

また、サネスの拷問の末に得た情報は『ヒストリアが正当な王位継承者』であるというだった。

それと同時にエレンとヒストリアはそろってロッド・レイスのもとに連れていかれた可能性が高いことが分かった。

一方エレンとヒストリアはその読み通りレイス卿のもとに運ばれ、また目を覚ましたヒストリアにレイス卿は父親らしい言葉をかけるのだった。

まとめ

少しずつ物語の真相が見えてきましたね。

巨人に捕食される可能性が出てきたエレン、そしてヒストリア自身も無事に奪還することが出来るのでしょうか。

エルヴィンも同じくして真相に気付きその過去が次回に明らかになります。

ますます目が離せなくなってきた進撃の巨人Season3 第40話の昔話の放送が楽しみですね!

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