ネタバレ!進撃の巨人season3Part.2第56話 地下室あらすじまとめ

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昨年7月に放送が開始された進撃の巨人season3 Part.1ではウォール・マリア奪還のためついに作戦が実行されるところまで放送されました。

そして2019年4月29日からは待望の進撃の巨人season3 Part.2の放送が開始されました。

瀕死のアルミンとエルヴィン。巨人化して救えるのはどちらか一方だけだった。

アルミンを助けたいエレンやミカサ、そして瀕死のエルヴィンを見つけて連れてきた新兵のフロックの間に揺れ動くリヴァイ兵士長だったが、彼が選んだのはアルミンだった。

リヴァイはもうエルヴィンを地獄に戻したくなかった。もう休ませてあげたいのだと言い、アルミンを救ったのだ。

このサイトでは進撃の巨人season3 Part.2 56話「地下室」についてまとめました。

進撃の巨人season3第56話 地下室・アルミンの使命

アルミンは夢を見た。「痛い」と言いながら涙を流す超大型巨人の夢を。

そして目覚めるとそこは壁の上だった。

横には大怪我をして横たわるサシャがうなされながら眠っている。

そこにエレンがアルミンが目覚めたことに気づき走ってきた。

エレンはアルミンを抱きしめ涙した。

アルミンはまだ状況がつかめておらずサシャの怪我やエレンの行動の理由が分からずにいた。

また壁の上の状況に気がついたリヴァイも立体機動装置を使ってやってきた。

「兵長、これはどうなっているんですか?」

アルミンはリヴァイに聞いた。

「他のみんなは大丈夫なんですか?」

「覚えているのはそこまでということか」

「エレン、ありのままを話せ」

そう言うとリヴァイは信煙弾を放った。

アルミンは調査兵団がこの場に集まった9人だけだという現実を知った。

ジャンは戦闘が終わってから4時間の間ずっと生存者を探していると説明を捕捉した。

シガンシナ区の壁の閉鎖は完了しており、敵軍の獣の巨人とライナーと四足歩行の巨人は逃亡しベルトルトのみ捕獲に成功した。

そして瀕死のエルヴィンとアルミンのどちらかを救うことを検討しアルミンが生き残ったということを理解したのだった。

「僕が巨人になってベルトルトを食った・・・」

ショックのあまりむせかるアルミンにジャンは水を渡した。

「どうして、僕なんですか?」

アルミンは激しい動揺をおさえる事が出来ないまま訪ねた。

「誰がどう考えたってエルヴィン団長を生き返らせるべきじゃないですか」

「兵長、どうして僕に打ったんですか?」

「ありのまま話せと言ったろう」

リヴァイはアルミンの問いかけに舌打ちするとエレンを背後から蹴飛ばした。

そしてアルミンに説明した。

「少なくともお前の仲良し二人はそう思わなかったようだぞ」

「俺に抵抗し刃傷沙汰に及ぶほどな」

エレンとミカサの行動を知り驚くアルミン。

「俺たちはどんな処分も受けます」

エレンはどんな罰をも受け入れる覚悟でいた。

「当然兵規違反の罰は受けてもらうが、罰さえ受ければ何をしても良いのかい?」

ハンジはエレンの言葉に対して問いかけた。

「だがな、最終的にお前を選んだのは俺だ」

「いや。俺の私情でエルヴィンの死に場所をここに決めちまったんだ」

アルミンはまだ納得してない。

「それじゃ分かりません」

「エルヴィン団長が死んでいいわけがない」

「団長がもういないなんて、僕たちはこれからどうすれば・・・」

ハンジはそんなアルミンの言葉を聞いて、自分も注射はエルヴィンに打つべきだと思ったと言った。

そして何よりもそんな状況を防げなかったことを悔やんだ。

「とにかく、エルヴィンが注射を託したのはリヴァイであり、そのリヴァイは君を選んだ。もう何も言うまい」

「君にはエルヴィンの命を巨人の力が託された」

「誰に何と言われようと君はもうそういう存在なんだ」

アルミンは自分に課せられた役割の大きさに震えた。

「勘違いするな。お前じゃエルヴィンの代わりにはなれねぇ」

「だがお前はお前で他人にはない力を持っていることも確かだ」

「俺は後悔するつもりはない」

「ただ、こいつらを後悔させるな」

そう言うとエレンとミカサの頭を抑えた。

「他の誰も。お前自身も後悔させるな」

「それがお前の使命だ」

アルミンはリヴァイの言葉を神妙な顔をして聞いた。

すると横でサシャがうめき声をあげた。

「うるさい」


全員が驚き見守るなかハンジは声をあげて笑った。

「サシャにはかなわないな

「ま、私もエルヴィンの後任の調査兵団団長としては君と似たような立場だ」

「こうなればお互い、腹をくくるしかない」

アルミンは短く返事をした。

「さて、アルミンも問題ないならそろそろ行こうか」

「私とリヴァイ。エレンとミカサで調査に向かう」

「他の4人はシガンシナ区壁上で四方から見張ってくれ」

「エレン、鍵は無くしてないかい?」

エレンは服の上から首から下げている鍵を握りしめた。

「エレン、帰ったらずっと秘密にしていた地下室を見せてやろう」

エレンは何度か地下室への扉を開けた事があるが、都度母親に止められていた。

ついにその地下室に向けて動き出した。

生家に向かう途中、エレンは何度も過去を見た。

店には赤子をおぶって果物を売るおばさんが、また街の一角では連日仲間と酒を飲み交わすハンネスが。

家に近づくにつれ二人はあの巨人に襲撃された日を思い出す。

家に残る母を探すために必死に走るエレンとミカサ。

そして、たどり着いた。

「この家かい?」

ハンジは訪ねた。

「ねぇ、父さん。いつになったら地下室見せてくれる?」

「さぁ。お前が一番大事な物に気づいた時かな」

エレンの父、グリシャ・イェーガーは笑顔でエレンの問に応える。

家の屋上では母が洗濯を干す姿が、今まさに見えているような、そんな気持ちだった。

進撃の巨人season3第56話 地下室・壁の外の文化

巨人の襲撃により辺りは大きな火事が起こっていたが、エレンの家の方には火は届いていなかった。

エレンは地下室の入口があった辺りに散らかった食器をどかし、砂を避ける。

「ここです。この下に地下室への階段が」

そばにいたリヴァイに報告する。

地下室への階段に続く入口には大きな瓦礫が乗っており、4人は先ずそれを動かした。

家の外壁はすべて吹き飛ばされていたが、地下に水は溜まっていなかった。

そしてリヴァイを先頭に階段を下りていく。

「行こう」

ミカサがエレンを促し4人は階段を下り始めた。

すると間もなくして地下に下り立ち、リヴァイは鍵を開けるようにエレンを促した。

しかしエレンが持っていた鍵は扉につけられている錠に合わず鍵は開かない。

リヴァイはエレンをどかし、扉を蹴破った。

そんなリヴァイの行動に3人は唖然とした。

部屋に入りランプを灯した。

明かりが行き届くとハンジは部屋の様子が研究室のようだと言った。

エレンは父は医者だったから部屋にこもって薬を調合したりしていたのだと説明した。

瓶のラベルに書かれている薬品名は一般的なもので、また書物も医学書ばかりである。

それはまるで自分は何も怪しいことはしていないと主張しているようにも見えるとハンジは言った。

リヴァイはエレンとミカサにも何か手がかりになるものを探すように命じた。

ミカサは机に置いてあったカップを落としてしまう。

昔のグリシャ・イェーガーとのやり取りを思い出しながら落としたカップを拾おうとしてかがむと、机に鍵穴のある引き出しを見つけた。

エレンは持っていた鍵を差し込み回すと引き出しは開いた。

引き出しを開けると一見空のように見えるがリヴァイはそれが二重底だと見破った。

中からは本と木炭が出てきた。

調査兵団が求めていたものはこの本の中にあるのだろうか。

「この時、エルヴィンはこう質問しました」

「壁の外に人類がいないってどうやって調べたんですか?と」

ナイルはエルヴィンのこの言葉をずっと馬鹿にしていた。

ザックレーは当人に謝る他ないと言うが、既にエルヴィンが戦死したことを彼らはまだ知らない。

ザックレーを中心にピクシスらは調査兵団の凱旋を待ちわびていた。

外が白けてきた頃、兵士が調査兵団の帰還を知らせた。

ウォール・マリアの奪還成功の知らせと共に。

グリシャ・イェーガーの地下室では1冊の本の表紙の裏に挟んであった1枚の紙を見つけた。

ハンジはそれを手に取り、肖像画にはとても見えないと驚いた。

そして紙の裏にはグリシャ・イェーガーの字でこう記されていたのだ。

「これは絵ではない。これは被写体の光の反射を特殊な紙に焼き付けたもの。写真という」

「私は人類が優雅にクラス壁の外から来た」

「人類は滅んでなどいない」

「この本を最初に手にする者が、同朋であることを願う」

「私は先ず、何から語るべきかを考え」

「あの日を思い浮かべた」

グリシャが子供の頃、妹のフェイと街の上空を飛ぶ飛行船を追いかけた。

壁の向こうに飛び去った飛行船を見送ってフェイはいつかお金持ちになったら飛行船に乗れるかなと夢を口にした。

グリシャは自分たちがお金持ちになれるわけがないと否定するも、目を輝かせるフェイの気持ちを知り手を取り走り出した。

グリシャは壁の入口で見張る役人を振り切り壁の中に走り込む。

しかしこの事からグリシャはこの世界の真実を知ることになるのだった。

まとめ

いかがでしたか。

エルヴィンの代わりに生き返ったアルミンはその責任の重さに押しつぶされそうになった。

しかし、リヴァイはアルミンにそのような責任を押させるようなことは言わず、後悔しないように生きろと言う。

また、地下室に到着したエレン達は壁の外の文化に触れた。それはまさにエルヴィンが夢見た外の世界なのだろう。

そしてエレンにそれを残したグリシャ・イェーガーの目的は?

次回進撃の巨人season3 Part.2 第57話は「あの日」です。放送が楽しみですね!

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