本日放送のたけしの家庭の医学では、日本人に多いとされる便秘の解消法にこれまでに注目を浴びてこなかった新食材が紹介されます。
便秘が慢性化している人は、溜めてしまっている状態に慣れてしまって便秘の真の恐ろしさから目をそらしがちです。
人は腸から必要な栄養を取り込むんです。その腸が便秘によって良くない環境になってしまっては、そこから送られる栄養の質も落ちることは必然。
結果、様々な病気を引き起こすきっかけにもなりかねません。
便秘に対して正しい知識をつけて、きれいな腸内環境を作れるように今日紹介される食材にも着目し、食生活についても改めて見直してみましょう。
便秘は心筋梗塞や脳梗塞のリスクも高める万秒の元!
近年の食の欧米化に伴い、日本人の多くが便秘に悩まされている今日この頃。
和食中心の生活から一転して、今の私たちの食の中心は脂分の多い洋食や、添加物たっぷりのファストフード。
また土壌の栄養価が減っているため、野菜も昔ほどの栄養価がないそうです。
そんな生活を続けることで蓄積された老廃物や不純物はいずれ私たちの身体に悪い影響を与えるでしょう。
■便秘は万病の元
単純に、便秘=肌荒れ、太る、お腹が張る。程度のイメージがもたれがちですが、便秘は本当は大変怖いものなのです。
まったく関係ないと思われがちですが、便秘が心筋梗塞や脳梗塞のリスクを高めることが医学的にも実証されています。
突然起こる心筋梗塞や心不全が命を奪うことはこれまで何度もニュースや情報番組で見てきたかと思いますが、その原因の一つが便秘なんです。
このような突然死から身を守るために、自分自身の身体を見直し、便秘の解消を心がけていきましょう。
とある食材が便秘を解消する!
2018年5月15日(火)夜7時に放送される[たけしの家庭の医学]では、新たな便秘解消効果のある食材を紹介。
これまでも様々な食材が便秘の解消に効果を発揮すると言われてきましたが、今日はこれまでに注目される事のなかった食材が紹介されます。
■これまでに便秘解消に効果があるとうたわれてきた食材
こちらはこれまでにも便秘解消に効果があると言われてきた食材です。
・水溶性食物繊維を多く含む食材。
こんにゃく、海藻、じゃがいも、ゴボウ、ケールなどに多く含まれています。
水溶性食物繊維は水に溶ける性質があります。腸内で水分によって溶かされ、ゼリー状となった水溶性食物繊維は、粘着物質になり糖分と消化酵素の接触を防ぎます。
血糖値の上昇を抑え、コレステロールの排出にも役立ちます。
糖質の消化、吸収を緩やかにする特性があるので体重がきになる人はぜひ取り入れましょう。
・不溶性食物繊維を含む食材。
こんにゃく、おから、キノコ類、あずきなどに多く含まれています。
この不溶性食物繊維は水に溶けない食物繊維です。
腸内で水分を吸いながら膨らみ、腸の活動を活発にする効果があります。
お通じを改善し、腸内環境をきれいに整えてくれます。
レタス何個分?
よく、食物繊維の話になるとその量を[レタス何個分]と表現することがありますが、実際のところレタスにはあまり多くの食物繊維は含まれていません。
日本人の食事摂取基準によると、食物繊維の摂取目標量は成人男性なら1日に20g以上、女性が18g以上とされています。
レタスは1玉でおおよそ300~500gあり、100gあたりの食物繊維が1.1g程度とされ、レタスだけで摂取目標量を摂ろうとしたら女性なら4~5玉は食べないといけません。
また含まれる食物繊維のうち、水溶性食物繊維は0.1g、不溶性食物繊維が1.0gです。バランス的にも良いとは言えません。
■サプリメントの摂取は効果がある?
腸の不調から肌荒れや体重の増加などの影響がることは有名ですが、サプリメントなどの過剰摂取はいけません。
サプリメントの摂取量によっては下痢を引き起こし、亜鉛などのミネラルが正常に吸収されなくなる可能性があります。
またデータでは日本人は平均して1日5g程度の食物繊維が不足しているといわれており、食品から摂る分には問題は無い量だとされています。
日ごろから出来るだけ食事で食物繊維をとり、また水溶性食物繊維と不溶性食物繊維をバランスよくとるように意識していきましょう。
まとめ
いかがでしょうか。
たかが便秘と侮っていると、老廃物の蓄積された腸は血管を汚し、心不全や心筋梗塞などの心臓の病気を引き起こす原因にんもなり得るのです。
適切な量の食物繊維を毎日取り入れるだけで、大体の便秘は解消するものです。
また長年の慢性ていきな便秘は宿便を溜めてしまいさらに腸内環境を悪くしています。
そのような物場合はお薬の力をかりていったんきれいにリセットすることも大切です。
奇麗な腸内環境が身体の健康と、太りやすい体質の改善にもつながっていきますよ。
一度毎日の食事を見直し毎日するっとお通じがでる体質にしていきましょう。
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