隅田川の灯籠流しはその歴史は古くからありますが、昭和41年から平成16年まで開催が中止となっていました。
そして今年は墨田区と台東区の観光分野における連携協定が締結された記念の年で、初の両区合同での開催となり両岸から灯籠を流します。
このサイトでは墨田区と台東区の連携記念となる『隅田川とうろう流し2018』の日程などイベント詳細とみどころについてまとめました。
隅田川とうろう流しの日程・場所などの詳細について
平成17年以降再開された隅田川とうろう流しは、この季節の風物詩としても地元や観光客に愛され今日に至ります。
その中でも今年は墨田区と台東区の観光分野における連携協定が締結したこともあり、記念の年のとうろう流しになります。
毎年約2000個ものとうろうが流され、その景色は大変風情あるものです。
■隅田川とうろう流し2018のイベント概要
・開催日程:2018年8月11日(土) ※雨天決行
・開催時間:18:00~20:15 (式典・流し初め18:30 / とうろう流し18:45~20:00)
・開催場所:吾妻橋~言問橋 隅田川沿い遊歩道コース / 隅田川 吾妻橋親水テラス
・問い合わせ:03-3844-1221 浅草観光連盟
・アクセス:東京メトロ銀座線・東武スカイツリーライン・都営地下鉄浅草線 浅草駅から徒歩約5分~10分程度です
■想いを込めた灯籠をながそう
隅田川とうろう流しでは一般客も灯籠を流せます。事前申し込みも可能ですが当日でも大丈夫です。
当日の受付時間は14:00からです。隅田公園入口(水上バス乗り場前)で灯籠を購入しましょう。
その後地下にあるギャラリーにて、灯籠に思い思いの言葉や願い、亡くなられた方をしのぶ方はお名前を記入します。
書き終わったら列に並び、流灯台まで進みます。ここでスタッフに火を灯してもらいましょう。
その後灯籠をながします。灯籠は1基1500円です。
※灯籠がなくなり次第終了になります。
隅田川とうろう流しのみどころまとめ
隅田川の灯籠流しはもとは昭和21年の浅草復興祭で戦火殉職者や水難者の回向法要として始まりました。
その後昭和41年の春に防潮堤の設備工事が行われ、灯籠流しは長く中止になりました。
そして平成17年、親水テラスが設備されたことで実に40年ぶりとなる隅田川の灯籠流しが復活しました。
隅田川の灯籠流しは地元の小学生も参加し、灯籠に故人をしのんだり願いを託したりして川に流します。
■優しく輝く灯籠と都心の夜空
都心を流れる隅田川の流れにのせて放たれる数千にも及ぶ灯籠は儚くも見え、そして夏の夜を大変風情に魅せてくれます。
隅田川周辺は東京スカイツリーなどのライトアップされた観光スポットがあったり、歴史を感じる屋形船などその風景そのものを楽しむことが出来ます。
東京ならではですが、高層ビルの明かりでさえも一つの景色におさまってしまうのもポイントではないでしょうか。
実際に灯籠を流してみるのも良いですが、少し先で流れてくる灯籠と東京の夜景を撮影するのもおすすめです。
■屋形船でゆったり鑑賞
隅田川には屋形船がでています。陸ではなく船上から流れる灯籠を鑑賞する人も少なくないんですよ。
船によってはゆっくり食事を楽しめるプランがあったりと内容がとても充実しています。
毎年人気のため、早くに予約が埋まってしまう事もありますが江戸文化を楽しみながら隅田川とうろう流しをゆったり眺めるものおすすめです。
まとめ
外国人観光客の間でも人気のイベント隅田川とうろう流しを今年はぜひ見に行きませんか?
屋形船でゆったり鑑賞するのも、遊歩道を灯籠の流れに合わせて歩くもの、灯籠を流すのも良し。
ご自身に合った楽しみ方で隅田川とうろう流しを楽しんでみてください。
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