ネタバレ!進撃の巨人Season3第43話「罪」あらすじまとめ

目覚めたエレン。しかし鎖でつながれ身動きが取れない。そして謎の洞窟のような場所。

一体何が始まるのか?またヒストリアはロッド・レイスに何を言われたのか。

このサイトでは進撃の巨人Season3第43話『罪』のあらすじについてまとめました。

進撃の巨人Season3第43話 『罪』エレンの過去とグリシャの罪

ヒストリアはエレンに、父ロッド・レイスのこれまでの行いはすべて人類を守るためにしたことで仕方がなかったのだと語った。

そこへ現れたロッド・レイス。後の説明は自分でするという。

二人が近づいてくるまでに、エレンは辺りを見渡して自分に置かれた状況を確認した。

エレンは『ここに来たことがある』と言った。

エレンの背後に立ち、ロッド・レイスはエレンの後頭部に向けて手をかざした。

ヒストリアはエレンに説明を促すが、ロッド・レイスは試したいことがあると言ってヒストリアにもそれを促す。

『こうすれば何か思い出すかもしれない』

そして二人の手のひらはエレンの背中に触れた。

すると突然、エレンの体に稲妻が走るかのようにたくさんの記憶がエレンの中を通り過ぎる。

その記憶の最後は、自分が父グリシャを喰らうところだった。

『どうだ?思い出したか?父親の罪を』

ロッド・レイスはそう問いかけた。

■ヒストリアの過去。そしてグリシャの罪

エレンが記憶を取り戻したその瞬間、ヒストリアも同じく過去を取り戻した。

ヒストリアの記憶は孤独そのものだったはずなのに、実はたった一人優しくそばにいてくれた人がいたのだ。

それはロッド・レイスの長女フリーダだった。ヒストリアに字を教え、本を読めるようにしてくれた記憶。

一緒に馬に乗って牧場を駆ける記憶。高く抱き上げてくれた記憶。

それらを思い出し、自分は一人ではなかったのだとヒストリアは涙した。

ヒストリアのフリーダに対する記憶は合うたびにフリーダによって消されていた。

それはヒストリアを守るためにフリーダがしたことだったが、エレンに触れたことでそれが解けたのだ。

ヒストリアはロッド・レイスにフリーダに会いたいと願い出る。

それを茫然と聞いているエレン。エレンは取り戻した記憶の中で父グリシャがフリーダを喰ったのを知ったのだ。

ロッド・レイスはフリーダを含む家族全員がグリシャに殺されたことを話した。

グリシャは巨人の力を有する人間だった。理由は分からないが、目的はレイス家が持つ巨人の力を奪うことだったのだと説明する。

レイス家で巨人の力を持つのはフリーダだった。フリーダは家族を守るために自身も巨人化し応戦する。

フリーダの持つ巨人の力は全ての巨人の頂点にあたるものだった。しかし、それを発揮するには経験が浅く、あえなくグリシャによって喰われてしまったのだ。

その後グリシャは残ったレイス家の人間を皆殺しにした。唯一逃げ延び残ったのはロッド・レイス、ただ一人だったのだ。

フリーダの死、そしてグリシャの暴挙を聞きエレンを見つめながらショックを隠せないヒストリア。

そこへケニー・アッカーマンがやってきた。彼はのんびり喋っている暇などないのではと声をかける。

ケニーは外では調査兵団のクーデターにより、全兵団が寝返り、フリッツ王が偽物だということもすべての民衆にバレたのだと説明した。

エレンを奪還すべく、自由に行動が出来るようになった調査兵団がこの場所を見つけるのは時間の問題だ。

だからケニーはすべきことを急いでやれと言いに来たのだった。

しかしロッド・レイスはケニーがここにいたら儀式を行うことは出来ないのだと言い、ケニーに出ていくように命ずる。

不服そうなケニーは舌打ちをつきながら、そしてロッド・レイスを『王様』と言い去っていった。

進撃の巨人Season3第43話 『罪』

ピクシス指令がエルヴィンのもとを訪れ、王制から聞き出した情報がエルヴィンとその父の仮説通りだったと言った。

『レイス家は人々の記憶を書き換えられる』

さらに、ロッド・レイスを含む一部の人間はその影響を受けないのだ。

それはエレンの力が奪われたとき、記憶の改ざんを行えば、これまでの事は全くなかった事になってしまうということなのだ。

それを知っているから、王制の人間は拷問を受けるより素直にすべての情報を明け渡していたのだった。

■ケニーの危険性とアッカーマン一族

エレンとヒストリア奪還のため調査兵団が出立した。

同じくしてリヴァイ班もレイス家の礼拝堂へ向かっている。

リヴァイはケニーの危険性について説明するがあまり情報がない。

それどころか彼がアッカーマン一族であることさえ最近知ったのだと言う。

同じくアッカーマン一族であるミカサに親族である可能性があるのではと話を振ったリヴァイ。

父、アッカーマン一族は迫害をうけ山奥に逃げ込んでいた。東洋人の母も居場所が無く同じような境遇で両親は出会ったのだとミカサは言った。

父がそのような人間に見えなかったことから何故迫害を受けるのかそのる理由が分からないと言う。

そこへリヴァイは、『ある日突然力に目覚めた経験をしたことがないか』とミカサに尋ねた。

ミカサがその力に目覚めたのは両親が何者かに襲撃され殺害された瞬間だった。

またそれはケニー・アッカーマン、そしてリヴァイ・アッカーマンにもあったのだ。

■ケニー・アッカーマンの過去

アッカーマン一族はかつて王側近の武家だった。

それが突然一族を根絶やしにする勢いで迫害してきたのだった。

ケニーはその理由祖父にをたずねる。

祖父は『アッカーマン家は王政に恨まれてはいない』と言った。

ただ恐れられているのだと。

それは王がアッカーマンを操る事が出来なかったからだった。

アッカーマンは王を守る存在であり、王制の中枢に位置した。そして王は巨人の力を有している。

その巨人の力は人類すべての記憶を改ざんし過去を忘れさせることができる。少数の血族を除いてその力は有効だった。

そして、当時王制に背を向けた一族が二つあり、それが東洋の一族とアッカーマン一族だったのだ。

■礼拝堂についたリヴァイ班

礼拝堂の床には隠し扉があった。

突入の準備が整うと同時にリヴァイはメンバーに手を汚す覚悟の有無を確認した。

みな無言だったが、その表情はその覚悟の現れだ。

ついに突入が始まる。

まとめ

エレン奪還まであと少し!

大分話が進んできましたね。しかしそれぞれの過去はとても重いものばかりで胸が苦しくなるところも。

次回第44話『願い』の放送が待ちきれないですね。

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