ネタバレ!進撃の巨人season3第47話「友人」あらすじまとめ

大人気アニメ進撃の巨人season3は早くも第47話まで放送されました。

前回の第46話「壁の王」ではヒストリア自ら父ロッドレイスのとどめを刺し、集まった住民や兵士の前で自分が真の王であることを宣言するところまでのストーリーでした。

今回ご紹介する第47話はリヴァイがかつて自分を育ててくれたケニー・アッカーマンを森の中で見つけるところからです。

ロッド・レイスの巨人化によりケニーは仲間を失い自身も大けがを負いました。普通にみれば間違いなく助からないその体ですが、ケニーは巨人化する薬を手にしていたのでした。

それでは第47話「友人」についてまとめていきましょう。

進撃の巨人season3第47話 友人・ケニーの過去

レイス家の礼拝堂跡地を散策するリヴァイのもとへ、ケニー発見の知らせが入った。

❖ケニーアッカーマンの過去

かつて、ケニーはロッドレイスの弟ウーリに戦いを挑み負けた。

巨人化したウーリに全身を拳一つで押さえつけられ、身動き一つ取ることさえできない。

ウーリはケニーに自分が真の王であることを話した人物がいることを察していた。

ロッドがケニーの始末を急くなか、ウーリは自分の力の及ばないアッカーマン一族の末裔であることまで見抜いた。

力がすべての世界で生きてきたケニーは自分に勝つ術がない事を諭と必死に命乞いをする。

ウーリはケニーを下ろした。

ロッドはそんなウーリの行動に驚愕し、記憶を改ざんできないアッカーマン一族である以上ケニー殺すしかないのだと言い、銃を向ける。

しかし、ウーリはそんなケニーの前で跪き、レイス家がアッカーマン一族にしてきたことは許されるようなものではなく恨まれて当然なのだと言った。

だが、今死ぬわけにはいかないのだと言い、ケニーに許しを請うた。

「こんな小さな壁の中でさえ楽園を築けなかった愚かな私を」と。

ケニーはそんなウーリをみて、これまでの考えを変えウーリに力になりたいと言った。

その後、ケニーにレイス家の情報を与えた人間は排除され、協議会にはケニーが加わることになった。

どんな形であれ、ケニーの行動がアッカーマン一族への迫害を終わらせたのだった。

❖ケニーとリヴァイの出会い

ケニーは一人の女性のもとへと足を運んだが、ベッドに横たわる彼女はすでに亡くなっていた。

その部屋の片隅に、まるでそれこそ死んでいるかのように座り込んでいたのがリヴァイだった。

ケニーは名前を訪ねた。

「リヴァイ。ただのリヴァイ。」

ケニーはそんなリヴァイの返事に亡くなった女性、ケニーの妹クシェルアッカーマンに声をかけた。

「クシェル、そりゃ確かに名乗る価値もねぇよな。」

そう言うとケニーはクシェルの横に座り込み自身も名乗った。

「おれはケニー。ただのケニーだ。」

「クシェルとは知り合いだった。よろしくな」

ケニーはリヴァイを捨ておくことが出来ず、彼を連れだした。

何日も食事をしていないリヴァイはちゃんとした食事を与えられがっつくように食べる。

ケニーはナイフの使い方から人とのかかわり方をリヴァイに教えた。

それはこの地下街で生き延びる術だ。

力さえあればいい。強いやつが一番強いのだと、ケニーは思った。

❖力の継承

時が経ち、ウーリは自分がもう長くないことをケニーに話した。

最強の力を持っていても老いと病には勝てないのかと落胆するケニーに、ウーリは自分の記憶はこの力と共に弟ロッドの子供に引き継がれることを話した。

力の継承の話に驚くケニーにウーリはこの世界がそう遠くない未来必ず滅ぶと言った。

ウーリはこの世界に楽園を築きたいのだと説明する。ケニーが信じる暴力が避けがたいものであることも理解したうえで。

だが、かつて二人が出会ったこと、その後友人にまでなったことは紛れもない事実。

その理由はあいまいでも、二人はお互いを友人と認識しているのだった。

そして継承の時が訪れ、ロッドの娘フリーダにその力は受け継がれた。

ケニーは力を継承した者が放つ異様なまでの余裕のある態度や言葉に、それは力があるからなのかと疑問を持つ。

力があれば良いのなら、例えば自分自身でも良いのかと・・・。

❖ケニーの夢

その後ケニーは中央憲兵のリーダーを任せられる。

部下を得て、ケニーは自分の夢のために動き出した。

調査兵団への対抗としてあつらえられた立場は表向きに、ケニーは自分の為に動き出したのだ。

だが行動を共にする仲間はロッドが巨人になったときに全滅した。

ケニーはウーリと同じ景色がみたかった。

進撃の巨人season3第47話 友人・ケニーの死

木に背を預け行き絶え絶えのケニーのもとにリヴァイがやってきた。

リヴァイはその怪我を一目見、もう助からないと思った。

だが、ケニーが取り出したのはロッドの鞄からくすねた巨人になる薬と注射器だった。

これがあれば巨人になり、そして延命ができるだろう。

だが、すでにそれを使う体力さえ残っていない。

ここにたどり着いた時であればできたはずがケニーはそれをしなかったのだ。

ケニーは巨人にならなかった理由は自分でも分かっていない。

だが、こうして死を目前にウーリやクシェル、人間の行動、想いがわかった。

「酒・一族・王様・夢・子ども・力」

「みんな何かに酔っぱらってないとやってられなかったんだよ」

「みんな何かの奴隷だった」

「あいつでさえも」

そういってウーリを思い浮かべた。

ここまで話すとケニーは大量の血を吐く。そしてリヴァイに尋ねた。

「お前は何だ?英雄か?」

それに答えず行き絶え絶えのケニーの肩をつかみリヴァイは質問する。

「初代王は何故人類の存続を望まない?」

「知らねぇよ。だが俺らアッカーマンが対立した理由はそれだ」

ケニーの吐血はとまらない。

リヴァイはその状況に少しうろたえながらも質問を続ける。

「おれの姓もアッカーマンらしいな」

「あんた。本当は母さんの何だ?」

「はっ。馬鹿が。ただの兄貴だ」

その言葉にかつて自分の前から去っていった理由をリヴァイは尋ねた。

「俺は人の親にはなれねぇよ」

そう言うとケニーは注射器のケースをリヴァイに押し当て、眠るように息を引き取った。

❖王位継承の儀

民衆の前でヒストリアはザックレーから王冠を受け取った。

巨人化したロッドレイスを自らの手で打ち破り、ヒストリアは民衆を救った真の王としてあがめられた。

ヒストリアは先の戦いで自分が巨人を仕留めたことにしてくれとエルヴィンに頼んだ。

その行動が民衆の求心力を集めることにつながるからと。だが実際に自分自身の手で仕留めたのだった。

多くの民衆がヒストリアが新たな王になる事を喜んだのだった。

ヒストリアはエレンらを連れて意気込んで歩く。

エレンはあれはミカサの冗談だからと言い、止めようとしたがミカサはさらに追い打ちをかける。

「殴った後でこう言ってやれば良い。殴り返してみろって」

エレンは必死に止めようとするが、ヒストリアはこうでもしないと女王なんて務まらないと言い切った。

そんな話をしていると廊下の先にはリヴァイが待っていた。

ヒストリアは気合を入れリヴァイに殴りかかる。

一同驚愕の声をあげる中、ミカサだけはしてやったりとほほ笑む。

「私は女王様だぞ!文句があれば・・・」

と半ばやけになりながら笑うヒストリアにリヴァイは礼を言った。

「お前らありがとうな」

そう言ってほほ笑むリヴァイに一同は少し青ざめた。

まとめ

いかがでしたか。

47話の最後にライナーの鎧の巨人とある人物の戦闘が描かれていました。

ベルトルトとライナーはアニの救出をかけてこの人物と戦っていたが惨敗。

次回48話「傍観者」は自分の過去をついに知ることになったエレンのお話です。

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