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名探偵コナン安室透セレクション:第751話『招き三毛猫の事件(前編)』まとめ

名探偵コナンの人気キャラクター、安室透が関わる事件をまとめた名探偵コナン安室透セレクションが現在動画配信サイトのGYAO!で期間限定無料公開中です。

今回紹介するのはテレビアニメでは第751~752話で放送された『招き三毛猫の事件』です。

喫茶ポアロにエサをねだりに来る三毛猫の大尉が、ポアロ店員の梓と一緒に雑誌に掲載されました。

すると3人の人間が飼い主だといって現れます。本物の飼い主は無事に見つかるがそのあと突然起こる事件に巻き込まれてしまいます。ストーリーはのような展開を迎えるのでしょうか。

喫茶ポアロと言えば、安室透がアルバイトをしているお店です。コナンとしては出来るだけ関わりたくない相手ですが、今回事件にかかわるのは少年探偵団たち。

いったいどんな事件が起こり、コナン達は関わっていくのでしょう。気になる安室透の動きとともにチェックしていきましょう。

第751話『招き三毛猫の事件(前編)』大尉の飼い主さがし

コナンら少年探偵団は喫茶ポアロで店員の梓に雑誌の取材を受け大尉とともに掲載された事を聞いた。

店先でその雑誌を手に盛り上がる会話。その場にはアルバイトの安室透も一緒にいた。

安室はもう一人の子は?と聞き、その場に灰原哀がいないことを指摘する。

コナンはあわてて話を変え大尉が今日はまだ来ていないのかを梓に聞いた。

すると梓は大尉を自分の家で飼うことにしたのだと報告したのだった。

■大尉の飼い主を名乗る人間が現れる

少年探偵団と梓が喫茶ポアロの店の前で話し込んでいるとそこへ雑誌を見て自分が大尉の飼い主だと言う男が現れた。

フリーターの雨澤 章吾だ。雨澤は半年ほど前からずっと大尉を探していたのだと言う。

するとその後ろから自分が本当の飼い主だといって現れたのが会社を経営する益子 貞司だ。

なんと突然同時に大尉の飼い主だという人間が二人も現れ、梓らは驚く。

しかし、名乗り出たのはこの二人だけではなく、店の中にももう一人来ていると安室が言った。

少年探偵団が来る前に舎川 睦実という年配の主婦が大尉の飼い主だと言い店に訪れていたのだ。

光彦らは何処にでも居そうな普通の三毛猫なのに3人も飼い主を名乗る人間が現れたことに驚く。

だがコナンは大尉が普通の三毛猫ではないと言う。

■3人の供述と真の飼い主について

安室は謎解きのプロを交えて話しを聞こうと言い、少年探偵団を伴い毛利探偵事務所に訪れる。

するとそこには妃弁護士の飼い猫 五郎が来ていた。小五郎は猫の飼い主探しよりも競馬中継が気になり乗り気ではない。

しかし安室が自分が依頼料として、沖野ヨーコのサマーライブのプレミアシートのチケットをプレゼントすると言うと気分は一転、自称飼い主の3人を順に探偵事務所に招き話を伺うのであった。

・舎川 睦実の供述

ネコが居なくなったのは2ヶ月くらい前。家族旅行の際に知人にネコを預けたが目を離したすきにいなくなったのだと言う。

舎川は孫と一緒に映るネコの写真を小五郎にみせる。5年前の写真のためまだ子猫だったが模様は大尉と似ている。

コナンは舎川にネコは好きか?と尋ねると舎川はもちろんと言う。

そこで妃弁護士から預かった五郎でそれを試すが、舎川が手を差し伸べても近づかず小五郎の膝に飛び乗るのであった。

安室はネコには去勢手術をした跡があったと声をかけると、舎川は当時は大変で一晩入院して戻ってきたがなかなか包帯が取れず抜糸に1週間かかったと言うのだ。

・益子 貞司の供述

ネコが居なくなったのは4ヶ月前の引っ越しの時だという。妻が亡くなった際に家を売りマンションへ引っ越す際、ケージに入れて業者の車に乗せたはずが下ろすときにはいなくなっていたのだという。

益子は携帯で撮った亡くなった妻と一緒に映るネコの写真を見せた。ネコは大尉と瓜二つであった。

コナンはまたネコが好きか?と尋ね、うんと返事があった。妃弁護士の五郎を抱っこする?と近づけると益子はくしゃみをする。益子は風邪だと言った。

安室はネコは去勢手術をしているのか確認した。益子は手術はしたが対応は妻がすべてやっていたので詳しくは分からないと言う。

だが手術後は包帯は巻かれていなく、パラボラアンテナみたいなものをつけていたと言った。

・雨澤 章吾の供述

ネコが居なくなったのは半年くらい前だという。ネコは放し飼いにしていたがある日急に帰ってこなくなったのだと言う。

自由にさせていたのだから写真もないのだと言った。

コナンはまたネコが好きかを聞いた。雨澤はとうぜん!と言い、妃弁護士の五郎へ近づくと猫はスッと雨澤に飛びつき甘えるのだった。

安室は去勢手術をしたことは覚えているのか確認した。しかし大きくなってからもらったネコだから分からないと言うのだ。

コナンは『大尉は雄ではなく雌』だと言うと、雨澤はそれなら自分の猫じゃないかもと慌てた。

もちろん大尉は雄で少年探偵団らがそれを言うと、雨澤はほっとしたようなしぐさを見せた。

■飼い主を割り出す

それぞれが証拠不十分でなかなか飼い主が割り出せずにいる。舎川の写真ではネコは子猫だし、益子の写真では本人が映っていない。

なかなか確証が持てずにいる中、小五郎は再び競馬中継をつけた。

歩美はこの状況を灰原に電話で伝えた。灰原はコナンがどんな顔をしているかを歩美に聞いた。

歩美はニヤッとしていていたずらっ子みたいな顔をしていると答えると、灰原はそれなら大丈夫だというのだった。飼い主は見つかったのだろうと。

第751話『招き三毛猫の事件(前編)』本当の飼い主は

探偵事務所には大尉の飼い主を名乗る3人全員が再度呼ばれ集められた。

そこへ梓が大尉を連れてやってきた。

ドアを開けるなり、大尉はまっすぐに雨澤に飛びつき甘えだした。

雨澤が大尉を持って帰ろうとすると、コナンが声をかける。

コナンは猫はパッと3人並んでいたら、猫は真ん中の人にひかれる習性があるからたまたまかもしれないと言う。

雨澤はそれなら順番を変えてもう1度やろうと言い出すが、コナンは1発で飼い主が分かる方法があると提案した。

■大尉の飼い主チェック

コナンの実験は、ドアの外でエサを食べている大尉が、一人ずつドアを開けた時に飼い主を見分けられるというのだ。

・舎川の実験 

まずは舎川から順番にやってみる。ドアを開け、大尉に声をかけるも一瞬振り向きまたエサを食べ始めた。

舎川は孫娘が本当の飼い主だから、孫娘でないとダメみたいだと言うが、コナンはそれが孫娘であっても同じだと言った。

舎川が探しているネコは雌だとコナンは言った。それに補足して安室が説明する。

安室は去勢手術をしたときの舎川の説明から、それは雌の不妊手術のことだと言った。

雌の手術は開腹して子宮をや卵巣を取り出す大掛かりな手術なのに対し、雄の去勢手術は睾丸を少し切って精巣を取るだけの簡単な手術なのだ。

その為手術は雄は日帰りがほとんどで、包帯などは巻かず傷口をなめないために首にカラーを巻くくらいで済むのだ。

コナンはネコの扱い方からも舎川は実際にはネコと住んではいなく、孫娘が外出する際にネコを預かって、そのままいなくなったのではないか?と聞くと、舎川はそれを認めた。

今晩孫娘が帰ってくるからと慌てていたところに例の雑誌を見て、喫茶ポアロに来たのだ。

コナンはネコがいついなくなったのかを聞いて、舎川に扉が閉まっているところを探してみてとアドバイスした。舎川はあわてて自宅へ帰った。

・雨澤の実験

雨澤は自信満々にドアを開けると、大尉はキョトンとして動かない。自分の方に来ない大尉に怒鳴り声をあげると大尉は隠れてしまう。

コナンは雨澤がマタタビを使っていたのだと言った。マタタビの効果はせいぜい5分程度。それを過ぎたらネコは見向きもしない。

証拠に最初に懐いていたように見えた五郎さえ、雨澤に怯えて近づかないのだった。

弁明しようとする雨澤に安室は、さっきコナンに大尉が雌だと聞かされるとあっさり身を引こうとした事を突っ込む。

自分の猫だと確信してきたのなら、もっと食い下がるはず。大尉が雌だと何の価値もないのだと知っていたのだ。

※三毛猫の雄の価値とは…雌なら当たり前のように生まれるが、オスは染色体異常で1000匹に1匹しか生まれない稀少価値のある猫だ。

その事から、招き猫のモデルにされているのだ。かつて最低でも100万、最高で2000万の金額で取引されたこともあるのだと安室は言った。

その価値を知っている人間が都会で放し飼いなどするわけがないと言われると、雨澤は慌てて逃げていった。

・益子の実験

益子は自分が普段世話をしていなかったこと、それに4ヶ月も会っていなかったことから不安げにドアを開けるが、大尉(ソウセキ)はドアの方へ向き、鳴いてうったえるのだ。

蘭はドアを開ける前から振り向いていたように見えたといい驚くが、コナンは猫は耳が良いから飼い主の足音を見分けられるのだと言った。

そしてコナンは引っ越しの時に使ったのはチーター引越センターだったかを聞いた。以前大尉は違う事件でチーター宅配便のトラックに乗り込んだのだ【第722~723甘く冷たい宅配便より】
めでたく本当の飼い主が分かり、大尉を見送る少年探偵団たち。益子は途中振り返ると子供らが涙を浮かべているのをみて、自分の住所とメールアドレスが記載されたメモをくれた。

都合が合う時に会いに来たら良いと言ってくれたのだった。

同じく見送る梓と安室。梓は真ん中の人間にひかれると初めて聞いたと安室に言うが、安室はそれはコナンがドアの実験に持ち込むためについた嘘だったと言う。

ネコをかぶって

・・・その声にコナンは安室透を警戒するのであった。

■益子から招待され訪れた少年探偵団

数日後、毛利探偵事務所に益子からネコに会いたいなら今日来てくれといった内容のメールが届いた。

突然の呼び出しに少年探偵団は益子のマンションに行ってみる。あまりにも突然だったため、困惑する子供らにコナンは益子がネコを手放すつもりなのではと言う。

益子はあの日終始くしゃみをしていたのだ。それをみてコナンは益子が猫アレルギーだと気づく。

エレベーターを降りると益子の部屋の前に管理人ともう一人男がいて、マスターキーでドアを開けて中に声をかけている。

しかしチェーンロックがかかっておりドアは少ししか開かないのだ。コナンは急いで管理人たちに声をかける。

そしてそのドア隙間から出てきた大尉。その足には血がついているのだった。

まとめ

いかがでしょうか。

不気味なほどコナンを注意深く観察する安室透の本当の目的は何なのでしょうか。

その正体がただの小学生ではないことはすでに気付いている様子。

そして少年探偵団らが訪れた益子の部屋の中ではいったい何が起こっているのでしょうか?

益子は無事なのか?続きは後編でご紹介します!

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