色々と世間を騒がせているお笑い芸人のキングコングの西野亮広が6月4日SHOWROOMの新番組発表会でまたまたびっくり発言!
なんと自身の借金を返済する計画を公開したのだ。いったいどういうことなのだろうが。
西野と言えばかつて着物の販売・レンタル店はれのひが成人式直前になって営業停止をした問題で、リベンジ成人式を開催したことがとても話題になった。
そんな西野が今度は何を始めたのだろうか?詳細を探ってみた。
【悲報】キンコン西野、3億円の借金を抱える~がタイトルのブログ
■騒動の発端は?
この3億円の借金の出どころはオンラインのサロンメンバーと話が盛り上がり、西野の地元である川西に『えんとつ町のプペル美術館』を作ろうという話から始まった。
予定している美術館は実際にえんとつ町を作って、その間をローラー滑り台が滑走する体験型のテーマパークとも言える美術館だ。
そこに近年各国で注目を集めているARも取り入れるというから、その設備資金はなかなかのものなのだろう。
■えんとつ町のプペルとは
絵本作家としても活動をしている西野が、にしのあきひろ名義で出版した絵本。
こちらは賛否はあるものの、Amazonのレビューでは☆4を、楽天市場で☆4.5を維持している。
以外にも絵が奇麗なのが特徴ともいえる絵本に仕上がっている。
えんとつ町のプペル [ 西野亮廣 ]
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■西野自身はお金を出さないのか!?
西野のブログによると、「僕は一切の貯金をしない。仕事で頂いたお金は毎年すべて他人に還元している。Webサービスを作ったり、吉本興業にクリスマスツリーをプレゼントしたり、『はれのひ』の被害に遭った新成人に成人式をプレゼントしたり、だ」と、自身の現状をオープンにした。
そのうえで、西野のブログはこう続く。
「キミはどうするつもりだ?このまま僕を見殺しにするのか?それとも、僕を助けるのか?」
そこには募金用の口座も掲載されている。
「もちろん強制ではない。キミが感じるままに動けばいいと思う。ただ、誰から頼まれたわけでもないのに、命懸けで地方創生に飛び込んでいく37歳のおっさんをキミは無視できるのか?僕だったら無理だ」
こうつづった後にダメ押しで「キンコン西野は今、死にかけている。これまでどおり生きていれば抱えなくてもよかったハズの借金3億円をノリで抱えてしまい、あらゆる関節が震え、激しい下痢に襲われている」とつづったのだ。
また番組発表会では「たった100円で救える命がある。300万人が100円ずつ募金すればいいのだ。とりあえずこのブログは絶対にシェアしろや」とかなり強気な態度で助けを訴えていた。
■炎上商法ではない!
こうした西野の発言のたびにヤフーニュースで目にするのが、西野のブログを見に行くとそれが結局西野の収入になると言うコメントです。
所謂広告収入の事だと思い、西野のブログを見てみたら、本人がそのことについて書き込みをしていました。
ブログには「僕のブログは(もしかしたら日本で唯一)、『広告』をつけておりませんので、1000万PVを稼ごうが1億PVを稼ごうが、僕には1円も入りません」
「広告(広告収入)を外してもらうことは僕からアメブロさんに提案したことで、それというのも、新しいアクションを起こす時は必ず炎上が起こるので、あらかじめ「炎上商法」という言葉が機能しないように設計させていただきました。」
「なのでアンチの方々は安心して僕のブログを見てください。何万回見ても、僕には1円も入らないので大丈夫です。」
だそうですよ。ヤフーニュースとかで見るよりも割愛されていない分、納得できますね。
はれのひの事件では男気のある行動がとても好評を得た西野ですが、それを上回る行動と言動により、嫌われ者のイメージが強いのも事実です。
しかし、本人はそれをプラスに変えて利用しているのだと数年前のTEDxKids @ Chiyodaのステージで語っていました。
西野はヨットが動く原理である風をイメージして、こう話しました。
■ヨットは自分。そしてそれを動かす風は取り巻く環境
『追い風というのは、例えば才能だったり、環境だったり。勉強がすごい得意だとか、運動が得意とか、お金持ちも才能かもしんないし、日本に生まれたっていうことも才能かもしんないね。勉強しようと思ったときに環境が整っているから。それが追い風だと』
『で、向かい風は何かといったら、まぁざっくり言えば嫌なことだよ。コンプレックスになってることだとか、ストレスになってること。』
『例えば、チビだとかさぁ、なんか太っちょだとか。ブサイクだとかさぁ、運動ができないとか、勉強ができないとか、パートナーに恵まれてないとか。学校でいじめに遭ってるとか、嫌なこと。これが向かい風』
『でも、ヨットの話じゃないけど、向かい風だって、帆の傾け方次第では全然前に進む力になる。僕はその帆を「お笑い」っていう角度にちょっと向けてみた』
『途端、どうなるかって言ったら、世間からすげぇ嫌われていることも、笑い話にしてさ、こうやって喋ったんだけども』
『いや、俺芸人なのよ。俺ね、これで飯食ってんの。そのマイナスの力をちょっと角度を変えて、進む力に変えて、飯食ってる』
『俺が言いたいのはさぁ、向かい風も進むための才能なんだよ。すごい嫌なこともね。たぶん、チビとか運動ができないとか、勉強ができないとか、恥ずかしいやん。』
『なんか隠したがるやん。友達となるべくおんなじ感じにしたいやん。嫌なことって消したいからさ』
『でも消す必要なんて全然ない。もったいない、そんなん。せっかく向かい風が吹いてるんだから、これは消すんじゃなくて、利用した方がいいよってお話。』
『ほら、日本一嫌われている俺がさ。俺が言うんだから説得力あるよ。』
『風は消さなくていい。使えっていう話でした』
世間では嫌われ者のイメージが強いキンコンの西野ですが、このトークを聞いたときは逆に人間味があって、それはそれで良いのかなと思いました。
自覚しているからこそ、それさえも武器にするのはポテンシャルの強さもですが、本当は人一倍優しい性格なのかもしれませんね。