『角館祭りのやま行事』は国の重要無形民俗文化財として指定されている、古い歴史のある祭です。
武者人形や歌舞伎人形を乗せた曳山が街を回り、訪れる人を楽しませてくれます。
このサイトでは『角館祭りのやま行事』2018の開催期間や場所などの祭の詳細とみどころをまとめました。
約400年前から続く『角館祭りのやま行事』は国の重要無形民俗文化財に指定されている由緒ある祭です。
祭りでは2台の曳山が進行を巡り、激しく激突する『やまぶっつけ』が行われます。
大迫力の『やまぶっつけ』は見ている人を一気に引き込んでいきますよ。
■『角館祭りのやま行事』2018の概要
・開催期間:2018年9月7日(金)~9日(日)
・開催時間:7日 16:00~ / 8日 10:00~ / 9日 10:00~
・開催場所:角館町内 (秋田県仙北市角館町)
・問い合わせ:0187-54-2700
・アクセス:大曲インターチェンジから約24km
・駐車場:普通車500円 市営桜並木駐車場・旧角館グラウンド・仙北市健康管理センター
※当日は交通規制かかる場所があります。お車での移動は時間に余裕を持って行きましょう。
毎年9月7日~9日の期間に行われる『角館祭りのやま行事』は遡ること約400年前に初めて開催されました。
祭りは地域の繁栄や商売繁盛、無病息災を祈願するもので、現代では神明社と薬師堂の祭りがひとつになっています。
この祭は武者人形や歌舞伎人形を乗せた16台の曳山が町中を曳きまわされます。
7日は神明社へ参拝に向かい、8日は武家屋敷を通り抜けて佐竹北家当主への上覧に向かいます。
その後、8日と最終日の9日には薬師堂に上がります。
曳山には笛・大太鼓・小太鼓・鼓・三味線などの楽器により『お山囃子』を終始演奏し、秋田おばこたちが手踊りをあでやかに披露します。
そして若者たちは神明社・薬師堂への参拝と佐竹北家への上覧を目的としながら山車を曳きまわすのです。
この祭の山車は曳きまわす道順が決まっていません。そのため都度進行の優先権を巡り交渉が行われるのです。
■やまぶっつけ
曳山のメインのみどころとなる『やまぶっつけ』は進行との関連で行われます。
参拝を終えた曳山は進行の目的が無く、その優先権が無くなります。
そのため、参拝までは『交渉』という相手の曳山との話し合いが、参拝後は交渉しても決裂してしまうため『やまぶっつけ』が行われるのです。
やまぶっつけが始まると曳き手もお囃子もどんどん勢いが上がりそれが最高潮に達した時、大迫力の『やまぶっつけ』になるのです。
まさに祭りのクライマックスにふさわしいその瞬間をしっかりと目に収めてください。
◎やまぶっつけの激突予定時間
・9月8日
18:30 西部―大塚 郵便局付近
19:00 横丁―桜美町 観光タクシー付近
19:00 川原町―中央通り 土間人付近
19:00 駅通り―七日町 小絆纏付近
21:30 菅沢―西勝楽町 大横町十字路
22:00 北部―岩瀬 安藤醸造付近
22:00 駅前―下岩瀬町 白百合美容院付近
・9月9日
18:30 菅沢―本町通り 立町十字路付近
■『角館祭りのやま行事』2018の交通規制マップ
以下の地図内で、記載の時間は交通規制がかかります。
祭りに参加する場合は時間に余裕をもって移動しましょう。
いかがでしょうか。
秋田県仙北市で毎年開催されている約400年も続く『角館祭りのやま行事』は地域の伝統行事として盛大に行われます。
迫力満点の『やまぶっつけ』を観るために遠くから訪れる人も少なくない『角館祭りのやま行事』に今年は足を運んでみてはいかがでしょうか。